トップ > 特集 > グローバルNo.1を目指すEC/CRMパッケージベンダーが語る過去、現在、そして未来 第5回

2012年、EC市場は10兆円を超えると予測されていますが、その時には今にも増して誰もが当たり前にECで物を買う時代になっているでしょう。つまり、EC市場は飽和し競争は激化、企業は新たなEC戦略が必要になります。そこで重要になってくるのが「ECサイトから得られる付加価値の経験」です。
現状はまだ、「いつでも、どこでも、どんな商品でも買える」というECのメリットにより商品が売れているといえます。
しかし、今後更にECサイトが増え競争が激化した場合に消費者が求めるものは、「商品」ではなく「商品を購入することによって得られる付加価値の経験」へと変化するでしょう。
ECだからこそできるアイディアを具現化し、いかに消費者の心をとらえるか。それがECビジネス拡大の鍵となって行くはずです。
では、ECだからこそ実現できる「付加価値の経験」とは何でしょうか?リアル店舗では得られない、Web独自の価値の提供。これを可能とするのがCGM(Consumer Generated Media)です。Web2.0というと少し古くも感じるこの頃ですが、EC全体では、まだまだ遅れていると思います。ブログやSNSをはじめとする「双方向コミュニケーション」により、ECの弱みである「接客・サービス」をカバーし、消費者とのコミュニケーションを活発にし、商品やサイトのロイヤリティを向上させる。今後は新たなアイディアで消費者が参加したくなるような企画が求められるでしょう。
また、新しい技術にも期待しています。たとえば、アパレルECにおいて自分の身長やサイズ、顔写真などから生成された3Dバーチャルマネキンに商品を着せることで、試着をしなくてもどんな印象になるのか、サイズは問題ないのかがわかる、そんなECサイトがあったら、ぜひ試してみたいと思いませんか?日進月歩で進化する技術を取り入れ、「面白かった!」「驚いた!」「得した!」といった「特別な経験」を提供できるECサイトに人が集まってくることは容易に想像がつきます。
一方、運用面においても、消費者により高い付加価値を提供できるような工夫が求められます。
売上が上がったサイトの多くが直面する、物流、会計処理、問い合わせ対応などにおける課題を解消するためには、システムとリアルのシームレスな融合が欠かせません。そして、システムとリアルの双方のメリットを活かし、プラスアルファーの価値を提供していく必要があります。
より早く、より正確に、より便利に、より丁寧に・・・消費者の心をとらえて離さないECサイトを実現するためには、まだまだすべきことがたくさんありそうですね。
国内のEC市場が飽和に向い、ショッピングをする利用者にはより快適な、安心したEC環境が整備されて行きます。そのような中、ECサイトを取り巻く環境は、多様化とコモディティ化が急速に進み、その結果、高度化が進みます。では、その先にあるものは何でしょうか。「インターネットは時間と場所を選ばない」という原点から考えると、次の大きな発展は、世界の垣根を超え、インターネット・ミックスを視野に入れた海外進出やグローバル戦略という方向に進んで行くと考えます。そこに、言語や商習慣の違いなどの新たな課題が浮上してくることは必至です。
めまぐるしく変化が起きる時代に次々と生じる壁をいかに乗り越えて行くか。「EC/CRMパッケージベンダー世界No.1」を目指すw2ソリューションは、世界に通用するECシステムをベースに、次々と現れる壁を着実に乗り越え、日本のEC市場を牽引して行けるよう努めたいと思います。
第5回にわたり、ECの過去・現在・未来というテーマでお話させていただきました。最後まで読んでいただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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