トップ > 特集 > 2010年 01月 > ライセンス体系見直し、無制限ライセンスを採用 - 「Movable Type 5」バージョンアップに迫る(3)

中島 「Movable Type 5」では、機能の追加・拡張だけでなく、今回はライセンス体系を見直されましたが、その狙いと変更内容を教えてください。
金子 先ず価格見直しの狙いですが、コストを気にせずにより多くのユーザーに使って頂くためです。従来のバージョンでは、「基本ライセンス」のほか、ユーザー数に応じて「追加ユーザーライセンス」を購入して頂く必要がありましたが、「Movable Type 5」からは、その追加ユーザーライセンスを撤廃しました。
新たなライセンス体系として、利用者無制限で税込価格12万6000円の「Movable Type 5」と、5ユーザー限定で税込価格6万3000円の「Movable Type 5 ユーザー数限定版」の2種類を設けました。無制限ライセンスを購入頂ければ、ユーザー数を気にすることなく利用できるようになり、煩わしいライセンス管理の手間を省けます。
また、「Movable Type」は、他の商用CMSツールで実現可能な機能を備えながらも安価ですので、コストパフォーマンスが非常に高いと思いますし、今回のライセンス体系の見直しでさらユーザーの導入障壁を下げることができたと思います。
中島 ユーザーはますます使いやすく、購入しやすくなりますね。今後はどのような開発ロードマップを描いているのでしょうか?
金子 まず2010年の大きなマイルストーンとして、「Movable Type」の上位版である「Movable Type Enterprise」のMT5に対応したバージョンのリリースを予定しています。「Movable Type Enterprise」は、データベースの利用や、ユーザー権限管理、LDAPとの連携機能を追加した比較的大規模なサイト向けで、2010年の第二四半期には提供したいと思っています。それとともに、バグを修正したバージョンをなるべく早い段階で提供します。
また、さらに実現したい機能を盛り込んだ「バージョン5.1」を提供する予定です。現段階で詳しくお伝えすることはできないのですが、たとえばWebサイトとブログを効率的に管理するための機能はもっと加えたいなと思っているので、5.1で実現できればと思っています。
中島 今後のロードマップで気になるのが、流行のクラウドサービスです。「Movable Type」のサービスとして提供計画はないのでしょうか?
金子 現時点で具体的な計画はありませんが、「Movable Type」のホスティングサービスをどうするか?という議論はすでにされています。なので、クラウドについてはホスティングサービスベンダーなどのパートナーとともに提供するという形で、相談しながら商品化を考えていきたいと思っています。
中島 本日はどうもありがとうございました。今後の展開を期待しています。
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