トップ > 特集 > すべてのWebサイトに優しさを 株式会社ツルカメ UXディレクター 森田雄氏インタビュー第1回(1/3)

東芝EMIやマイクロソフトなどを経て、2000年に株式会社ビジネス・アーキテクツの設立に参画し2005年より取締役、2009年8月同社退職。読書家と称した充電期間を経て、2010年5月ツルカメ設立とともにめでたく社会復帰。IAおよびUX、フロントエンド技術、アクセシビリティ、ユーザビリティのスペシャリスト。CG-ARTS協会委員。広告電通賞審議会選考委員。米IA Institute会員。アクセス解析イニシアチブ会員。Webby Awards、New York Festivals、WebAwards、アックゼロヨン・アワード グランプリおよび内閣総理大臣賞、グッドデザイン賞など受賞多数。趣味は料理とカメラ。
株式会社ツルカメ twitter : @securecat
森田雄氏、35歳。アックゼロヨン・アワード グランプリおよび内閣総理大臣賞、グッドデザイン賞など、そうそうたる受賞歴を持つ。世界からも注目されるWeb制作会社ビジネス・アーキテクツの創設にも関わり、Web業界の最前線を走り続ける森田氏であるが、Web業界を志した経緯はどのようなものだったのだろう。
「学生の頃、富士通のFM TOWNSのゲームが好きでした。ゲームクリエイターを目指してゲームの専門学校に進んだのですが、入学してまもなく富士通がFM TOWNSを終了してしまったんです。FM TOWNS以外のゲーム開発に携わっても良かったんですが、落胆が大きかった。その時に、ゲームは、検証やらテストやら完成前にプレイし倒して飽きてしまうのではないか?とも考えるようになって、自分は他人が作ったゲームをプレイして、ああだこうだ言っている方が楽しいかなと考えたんです」
ゲーム業界への就職をあきらめた森田氏は、パソコン周辺機器メーカーにインターンで入社。Windows95マシン用の外付けドライブや、ビデオCDの販売業務をしていた。しばらくして「そろそろうちの会社も、ホームページを始めよう」ということになり制作を任されることになった。
「最初に手掛けたWebサイトですね。その頃は、毎日、ビデオCDのパッケージをスキャンしてはサイトにアップするような作業をしていました」
図らずも、Webサイトの仕事と出会ったわけだ。HTMLを独学し、サイトをコツコツと充実させる毎日。CSSの存在なども初めて知り、森田氏は持ち前の好奇心を発揮し、緻密にコーディングを行っていた。
そんな折、氏は職場で『東芝EMI』と書かれた段ボール箱を発見する。
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