トップ > 特集 > たにぐちまこと氏が教える! Web担当者が知っておきたい、企業サイトの賢いスマートフォン対応とは? 前編(全2回)

Web制作会社、H2O Space.(エイチツーオー・スペース)代表
PHPを中心としたWebシステムの開発、サイト制作などを主に手掛けている。Adobe Dreamweaverで、iPhoneサイトの制作をスムーズかつスマートに行える拡張機能「iPhone site extension」を配布し、スマートフォンのサイト制作に積極的に取り組む。主な著書に『iPhone+Android スマートフォンサイト制作入門』(アスキー・メディアワークス)、『よくわかるPHPの教科書
』(毎日コミュニケーションズ)など。今年に入りスマートフォン関連の講演を全国各地で行っている。
H2O Space.(エイチツーオー・スペース):http://h2o-space.com/
Twitter: @seltzer
「急速にスマートフォンが普及する現在、いろんなお客様を見ていると、ポジティブにスマートフォンに対応される企業と、ネガティブに対応される企業に分かれてきていますね」と、たにぐち氏は企業のスマートフォン対応の現状について語る。
2つの対応は、例えば「風邪をひかない体になるためにジムへ行く」と、「風邪をひいてしまって病院に行く」くらいの違いである。
ポジティブな対応としては、現状の企業サイトがPCユーザーのみにターゲティングされているが、マーケティング解析・アクセス解析等の結果からスマートフォン対応でアクセス増が見込まれるため、対応するという具合。一方、ネガティブな対応は、自社のサービスが “携帯サイト“の月額課金モデルに依存しており、現在のスマートフォンの急速な普及によってユーザー離れが加速し、収益が急落したので急いで対応するといった具合である。
「今年の夏は、まさに“スマートフォンの夏”でしょうね。初夏からのスマートフォンの普及はすごい勢いで進んでいます。自社サイトをスマートフォン対応させるのであれば、“どういうサイトを目指すか?”を早めに判断しなければなりません。目的を明確にして、結果としてサービスの受け手から見ても分かりやすく使いやすいサービスすることが重要ですね」
ポジティブな対応を行う企業にとってはチャンスであり、ネガティブな対応になりそうな企業は、改めて方針を決めておく必要がある。今年の夏はまさにその分岐点と言ってもいいタイミングなのである。
たにぐち氏が案件を受注する際によく直面するのは、予算への誤解だという。スマートフォンサイトは画面も小さいし、デザインもシンプルなものが多いため、PCサイトよりも工数が少なく簡単にできるイメージを持たれがち。ここが落とし穴となると指摘する。
「例えば、Yahoo!JAPANのスマートフォンサイトを見てみましょう。あれだけ小さな画面で、タブで画面を切り替えることができたり、画像がカルーセルできたり、パネルが下部から出てきたりと、ユーザーインターフェースに様々な工夫がこらされていますね。このような場合、スマートフォンサイトがPCサイトよりも制作工数がかかるということも珍しくありません。まずは、PCサイトをスマートフォンサイトに置き換える発想でなく新たに違うUI(ユーザーインターフェース)を持つサイトを制作すると理解すること、さらに、リニューアル担当者であれば、その考えを周囲に理解してもらうことが大切ですね」

Yahoo!JAPANのスマートフォンサイト(iPhoneでの表示)
国内サイトでは早い時期からiPhone対応していたことで知られる。タブ、スクロール、スライダー、プルダウンメニューを適材適所で配備し、
ニュース、ショッピング、オークションなどPCサイトと同様の機能をまんべんなく提供している
サイト構築に当たり、社内の予算検討の際に上記のような前提を置けているかは重要だ。予算が少ない場合、結果としてスマートフォンサイトの完成度を左右しかねない。スマートフォンサイトは“オマケ”感覚ではなく、ひとつのWebサイトを作るものと考えた方が良さそうだ。
モンゴルに行ってきました!生まれて初めてのモンゴル訪問レポートです。
そんなところに一体…
[Summary] I bought the latest version of Appl…
Copyright ©2000-2011 loftwork Inc. All Rights Reserved.