トップ > 特集 > マルチタレント・サラリーマン 須田英之が明かす社会人の課外活動 前編(全2回)

2001年、ヤマハ株式会社(本文中では“ヤマハ”と記述)入社。現職は研究開発センター ネットビジネスグループ主任。学生時代からベンチャー企業で様々なIT事業に携わり、ヤマハ株式会社入社後も、インターネットカラオケの『パソカラホーダイ』、インターネットの楽譜サービス『ネットで歌本』、視聴者参加型インターネットオーディションサイト『MusicFront』、オンライン作曲サービス『ハモラボ』などのサービスに携わる。社外でも課外活動としてソウエクスペリエンス株式会社、六本木農園などに関わる。
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ブログ:須田英之の独り言。
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須田氏はヤマハで、“音楽を生み出す敷居を下げる”を合言葉に、ヤマハの技術とITで新しいサービスをネット上に生み出す社内ベンチャー的な組織、Y2 PROJECTに携わっている。そこで今リリースに向けて期待が高まっているのが『ハモラボ』という誰でも簡単に使えるオンライン音楽制作サービスである。
『ハモラボ』は6トラックを装備するオンライン上の音楽レコーダーだ。例えばあなたがギタリストだとしよう。サイトにログインしたら、まず手始めに気に入ったボーカルを探す。そしてAさんのボーカルに出会うとする。あなたはそのボーカルに、自分のギター演奏を加えて録音し、公開することができる。
ハモラボのトップ画面。中央には現在行われているセッションが表示される。
完成した音楽ではなく、音楽が今生まれていることそのものを、新しい音楽体験として提供する
こちらがプレイヤー画面。下部の「さっそく歌う!」をクリックすれば自分のボーカルをレコーディングできる。
シンプルでいて、本格的なDAWの機能を備えていることから、ビギナーからプロまで幅広く楽しめる
ほどなくして、その曲にドラムのBさん、ベースのCさんが現れて、同じように演奏して公開する。
あなたが加わって始めたセッションが、いつの間にか一つの曲を生み出してゆくのだ。『ハモラボ』はこの楽しさを日本中、ゆくゆくは全世界の人々と共有する可能性を持つサービスなのだ。
「楽器や録音機材などに代表されるように、ヤマハは演奏や音楽そのものを作る会社ではくて、演奏や情報を含めた、何らかの発信者がアウトプットをするまでをお手伝いする会社です。その立ち位置から音楽を作る楽しみをネットサービスにしたものが『ハモラボ』なんです」と須田氏。
さらに『ハモラボ』はレコーディングした素材を元に音程を解析してMIDIデータにする機能まで搭載するため、例えばボーカルのピッチを変えて、エフェクトを加え、全く新しいリミックスをすることも可能。元データは残り、全て派生データとして共有される。地球の裏側で自分の声が女性になり、ジャズを歌っていたはずが、ダンスミュージックになって大ブレイクしている、という未来も夢でないのだ。
「最終的なアウトプットはそのままYouTubeで共有できますが、そのような従来の価値観も変えようとしています。つまり、最終的なアウトプットが無いことを楽しめるサービスにしたいのです。おそらく最終的なアウトプットを作りたい人はハモラボは使わないと考えています。音楽が生まれてゆくその日の、その瞬間のアウトプットが最高だと思える、そこに幸せがあるものにしたいんですね。とはいえ、それはリリースしてからの過程でユーザーの声を聞きながら見えてくることだと思っています。今はとにかくリリースが楽しみですね」
意図しない曲の完成形を生み出していく過程をみんなで楽しむこと。まさにセッションの楽しさそのものをネットに持ち込んだのがこの『ハモラボ』だ。
Y2Project
世界をリードする楽器・音響メーカーとしてヤマハが培ってきた音楽技術と、
いつでも誰でも共有ができるインターネットをつなぎ制作者、消費者の垣根なく音楽を楽しむことのできる環境を提案している
モンゴルに行ってきました!生まれて初めてのモンゴル訪問レポートです。
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