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事例概要

株式会社A・ヒューマン

株式会社A・ヒューマン

http://www.a-human.net/
CMSをベースとした企業サイトリニューアル
CMS×SEOで生み出された、劇的なサイトリニューアルの成果

・機能面だけを重視するのではなく、ビジネスの成功を見据えて、目的にマッチした最適なCMS製品を選択

・SEOコンサルタントが加わり、Webサイトの仕様設計と情報設計において、SEOのさまざまなノウハウを投入

・設計の段階から、SEO施策をあらかじめ意識した上でCMSを導入することで、構造的にSEOに強い骨太なサイトを構築
導入のキーワード
・CMS
・SEO
発信だけではなく受信の場として機能させるべくリニューアルを決断

株式会社A・ヒューマンは、2000年11月に設立された人材コンサルティングファームです。一流の人材コンサルタントを揃え、業界内でも非常に高い評価を得ています。

A・ヒューマンのWebサイトは2004年に立ち上がりました。その後、大きなリニューアルはなく、時が経つにつれいくつか課題を感じるようになりました。
担当者によれば、「私たちは、さまざまな業界に対し、最適な人材紹介を行うことを目的とした事業展開を行っています。それを実現するためのツールとしてWebはとても重要と考えていました。4年前に立ち上げたWebサイトは、当時としては効果的であったとは思いますが、今に適しているかと言えばそうではありません。一番の問題だったのが、情報の発信はできているが受信(転職希望者からのエントリー)が十分機能していなかった点です」とのこと。

人材紹介という業界におけるA・ヒューマンの強みは「単なる人材紹介・転職紹介を行うだけではなく、転職希望者に対して必要なキャリアプラン情報を提供できること。そして、理想的なキャリアプランを提案できるコンサルタントがいることです」と担当者はコメントしています。

これはWebに関しても言えることで、リニューアルにあたっては単なる情報の羅列ではなく、求人・求職情報と、以前は別サイトだったキャリアプランに関する情報「A・ヒューマンキャリア塾」を 1つにまとめることで、コンテンツの中身そのものでも他社と差別化を図り、A・ヒューマンのブランドを強化しようと考えたそうです。

こうしていくつかの検討課題と目標が見えてきたところで、Webマスターを中心にリニューアルプロジェクトがスタート。特に、エントリーユーザーの獲得については、リニューアル前の倍の数字を最初のゴールとして設定しました。

目指すべきゴールを明確にしたサイト構築

検討の結果、A・ヒューマンは次のようなゴールを目指しました。

・PVアップによるエントリーユーザーの倍増
・人材業界の強みを前面に出したブランディング
・ツール/プラットフォームとしてのWebの活用

同社は、上記の3点を達成するためには本質的なSEOが必要であると判断。これについて担当者は次のように話します。
「通常、SEOというのはいかに検索エンジンに良く見られるか、というのが大切になりますよね。ただ、瞬間的に検索エンジンの評価を上げるような、うわべだけのテクニックでは効果は一時的なもので終わってしまいます。市場や業界動向に応じて対応でき、恒常的・継続的に結果を出すためには、もっと本質的な部分でのSEOが大切だと思いました。そのためには骨組みからしっかりとWebサイトを作り直す必要があると感じたのです」。

また、今回のように、CMSを使ってサイトの再構築を行うだけではなく、SEO施策を含めて取り組むには、さまざまな付帯要素を検討しなければなりません。こういう状況においては、実績が豊富でCMSに精通していることに加えて、同じ課題に対してすでに成功事例を持っていることが、制作会社に求められる条件となりました。

さらに、プロジェクトに参画するSEOコンサルタントを慎重に選定。現在は非常に多くのSEOコンサルタントおよび関連会社が存在します。その中には、バックリンクやblogを利用したバズなど、被リンクを意識した手法も存在します。しかし、この手法では CMSとの相乗効果は狙えません。

CMSとの相乗効果を狙うには、CMSのメリットだけではなく本質的な部分、たとえば設計の難しさや構築方法までを知る必要があります。そこで、サイトの“正しい情報構造”を理解したうえでSEO施策を行えるコンサルタントを探しました。

“最小限のシステム開発で要件を満たせる製品”を選択

CMS製品の選択基準となったのは次のポイントです。

・高いSEO性
・コストパフォーマンスの高さ
・更新性の高さ
・既存・新規システムとの連携の良さ
・デザイン性/ユーザビリティ
・スケーラビリティ

中でも特に留意したのは、機能の有無だけでCMSを選ばないという点です。サイトリニューアルの目的はビジネスの成功であり、CMSを選ぶことが目的ではありません。つまり、CMSの機能だけを見て多機能だから使おうということではなく、目の前のプロジェクト/ビジネスのゴールにマッチする製品を選ぶことが最初のステップとなります。

こうした前提の下、WebRelease 2が選定されました。理由の一つに“最小限のシステム開発で要件を満たせる製品”が挙げられます。今回のようにデータベースと連動するシステムの場合、静的ではなく動的なCMSを選んでしまいがちです。また、要件をすべて満たすCMSを探してしまうことも多いでしょう。

しかし、CMSの機能ですべての要件を満たす必要はなく、部分的にはスクラッチでシステムを作ったり、XMLを利用してデータを連携させたほうが、効果的/効率的な場合が多々あるのです。

“CMSサイトにSEO施策を行う”ということ

今回のリニューアルプロジェクトの開発プロセスでの大きな特徴は、SEO施策をあらかじめ意識してCMSを導入したことです。Webサイトの仕様設計と情報設計(IA)という2つの設計に関して、当初からSEOコンサルタントが関わり、SEOのさまざまなノウハウが盛り込まれました。

まず、CMSの導入にあたって、サイトの仕様設計は欠かすことができません。これを作る時点でSEOコンサルタントに見てもらうことにより、コーディングレベルではない“構造的にSEOに強い骨太なサイト”ができます。

もう1つ、情報設計に関しては、SEOコンサルタントとともに行うことで、ナビゲーションなどサイト構造を作っていく段階からSEO施策を行えます。今回の例では、たとえば、XMLサイトマップやメタタグ、ページタイトル、さらにはCMS運用や更新時におけるすべてのページに対し、非常に細かいレベルまでSEO施策を行っています。こうすることで、サイト全体で非常に強いSEO力を持つことができます。

適切なCMSの導入は、正しいサイト構造やきれいなコーディングなど、そもそもSEO性は高くなりますが、さらに導入時からSEO施策を含めることで、その効果を2倍にも3倍にも高めることができるのです。

リニューアルサイトの公開、そして今後の課題

こうして2007年11月末、無事リニューアルが完了し、サイト公開に至ります。公開直後から約1ヵ月で、PVは1.8倍増、訪問者数は1.6倍増という結果となり、リニューアルとしては大変すばらしい滑り出しとなりました。

「今回のリニューアルプロジェクトは、非常に多くの方たちの協力があったからこそ実現でき、好調なスタートが切れました。具体的なところで言えば、CMS のポテンシャルを引き出し、制作、SEO施策を含め、良いものを作り出せる企業が組み合わさったことが、今回のリニューアルの成功につながっています」(担当者)。

好調な滑り出しだったサイトリニューアル。しかし、まだゴールではありません。たとえば、PV数、訪問者数は堅調に増加している一方で、最終目的であるエントリー数については、まだ当初の目標値に届いていません。この点が、今後の課題の1つとなっています。

「最終的にはエントリー数を増やし、転職を検討している皆さんが、私たちA・ヒューマンとともにキャリアプランを考えてもらえるような場を作っていきたいと思っています。そのために、対外的だけではなく、社内の人材コンサルタントも含め、より積極的なWebへの参画を心がけています。Webを受信、発信、そしてコミュニケーションの場として活用していくために、さらなる検討、改善をしていきたいです」と担当者は抱負を語っています。

導入製品情報

WebRelease 2

WebRelease 2

株式会社フレームワークスソフトウェア
国内導入実績200社超のパッケージCMS
プログラミング不要のパッケージソフトの為、コストパフォーマンスが高く導入も容易。HTMLベースのテンプレートにより、ウェブクリエイターがプログラマーの手助け無しにサイトを構築できる。デザインの制約も一切無く、XMLやPHPの生成、Flashとの連携やRSS自動生成など、幅広い応用が可能。シンプルなユーザーインターフェイスで、専門知識が無くても誰もがコンテンツの更新・公開ができる。

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