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事例概要

GMOホスティング&セキュリティ株式会社 iSLE(アイル)

GMOホスティング&セキュリティ株式会社 iSLE(アイル)

http://home.isle.ne.jp/
レンタルサーバーサービスサイトをリニューアル、その経緯と成果を対談で振り返る
・複雑なサイト構造と多色混在のデザインに課題を感じ、Webサイトの全面刷新を決断

・リニューアル後、ユーザー数は急伸。Webサイトからの購入率は数倍に。「No.1セールスマン」として活躍
導入のキーワード
・CMS
・Webサイト
・プロジェクトマネジメント
クリック数が多く“迷子になる”サイトに課題感じ、刷新を決断

GMOインターネットグループのGMOホスティング&セキュリティ(GMO-HS)株式会社は2009年10月、ホスティングサービス「iSLE(アイル)」において新共用サーバー「Infinito PLUS」をリリースし、それと同時にWebサイトも全面刷新しました。

「シンプルなデザイン」「ユーザーを迷わせない構造」、そして「専門知識が必要ない更新方法」を求め、Web制作会社にプロジェクトを一任しました。効果はすぐに表れ、Webでの購入数はリニューアル前に比べ数倍に跳ね上がっています。GMOホスティング&セキュリティでシェアードホスティング事業本部副本部長兼シェアードホスティング営業企画部部長を務める下野昭一氏とシェアードホスティング営業企画部マーケティンググループの南亜須佳氏、そして制作を担当したロフトワークのクリエイティブディレクターである中島瞳氏の対談で、プロジェクトを振り返ります。

--「iSLE」はブランド力が高く、順調にユーザー数を増やしています。そんな好調期なのに、なぜサービスのリニューアルとWebサイトの刷新に踏み切ったのですか。

下野(GMO-HS) 1997年に始めた「iSLE」は、おかげさまで右肩上がりで成長し、中小企業の皆さまを中心に、約6万5000ユーザーに利用頂いています。

ただ、ここ数年で市場は大きく変化し競合も増えました。順調な時だからこそ、時流に乗ったサービスへと進化させる必要性を感じ、サービスとそれを並べる商品棚(Webサイト)のリニューアルを同時に手がけることを09年に決めました。

GMOホスティング&セキュリティ株式会社 下野 昭一氏

--「同時」にこだわった理由は何だったのでしょうか。

下野 実は、Webサイトは「iSLE」のNo.1セールスマンなのです。ユーザー数のうち、約半分は直販で、そのほとんどがサイトからの申し込み。サイトのコンテンツを見て、購入してくれているのです。商品を紹介するメディアとしての役割以上に、営業マンとして活躍してくれているわけです。なので、業界No.1ソリューションのセールスマンには、業界No.1の身だしなみと提案力を持たせたかったのです。

--リニューアル前のWebサイトは何が課題だったのですか。

下野 まず05年に開発したサイトでしたから、デザインが古かった。たくさんの色を使っていたので、ごちゃごちゃ感がありました。それと、階層が深く、お客様が見たいコンテンツにたどり着くまでにクリック数が多くなってしまっていたのも課題でした。

南(GMO-HS) サービスが進化するごとに、Webに掲載する情報もどんどん増えていました。社内のWeb制作チームが中心になり、プチリニューアルは05年以降に何度か手がけていたのですね。ですが、単純に情報をその都度継ぎ足してきたので、いびつな構造になってしまって……。それで、目的のコンテンツにたどり着くまでのクリック数が多いサイトになってしまったのです。

見積内容や実績など総合評価して制作会社を決定、見積もりの明快さもポイントに

--リニューアルを決断し、制作会社を選定するポイントは何だったのですか。

下野 南が話したように、これまで小規模なリニューアルは手がけてきました。それは、全部社内の制作チームが手がけていて、「iSLE」のサイト構築でプロの制作会社にお任せしたのは、今回が初めてです。

南 制作会社を選定するにあたり、広告代理店でお付き合いが深いプレシジョンマーケティングから何社かご紹介頂いたのを始め、10社以上を調査し、最終的に見積もりを頂いたのは4ー5社でしたね。そのなかから、見積内容や進め方、担当者の雰囲気、実績などを総合的にみてロフトワークにお願いしようと思いました。

GMOホスティング&セキュリティ株式会社 南 亜須佳氏

下野 ロフトワークの見積もりが一番分かりやすかったのが、私としては決め手でしたね。

他のWeb制作会社の見積もりも見ましたが、曖昧な点が多くて…。実績など色々評価点はありましたが、不安を感じさせない見積内容の明快さが、決断させる大きなポイントになりました。

--リニューアルでロフトワークに強く要望した点は?

下野 私からは2点でした。「可能な限り階層の浅いWebサイトにして欲しい」、そして「なるべく色を使わないデザインにしてほしい」でした。色をたくさん使いすぎて、見にくかった点をシンプルで分かりやすくして欲しかったのと、知りたいコンテンツにたどり着くのに時間がかかったり、申し込みたいのにどこで購入手続きをすればよいか分からない部分を改めたいとお願いしました。

南 私としては、社内制作チームの負担軽減とタイムリーな情報更新のために、私が所属するマーケティング部門でもある程度は更新できるCMSを求めました。従前のWebサイトでは、細かい修正から画像作成まで、何から何まで制作チームにお願いしていたのです。そうなると、どうしてもスピードが遅れてしまう。クリック率をみて文章を変えたり、配置を変えたりなどを、私のようなWeb作成のノウハウがないマーケティング担当者でも手がけられれば、より市場の変化に合わせた情報提供ができるし、制作チームの負担も軽減できると思ったからです。

--ロフトワークとしては、従前のサイトをどう分析し、どのようにGMO-HSの要望に応えようと考えたのですか。

中島(ロフトワーク) グローバルナビが分かりにくく、外部ページとのリンクなどにより、クリックすればするほど、どのページにいるかが分からない、いわゆる「迷子状態」になってしまう構造をまず変える必要があると感じました。まずはその改善案を提案したのと、商品メニューの整理です。

「iSLE」は、「サービス」と「アプリケーション」、「オプション」にメニューを大別できますので、それを明確に区分けして掲載しようと考えました。あとは、メニューのラベリングも分かりやすく変更するなど、細部にも工夫を施しました。

ロフトワーク 中島 瞳

「誰でも容易に更新したい」という要望には、なるべく専門知識が必要ない「WebRelease 2」を活用した更新方法を提案しました。たとえば、タイトルや見出しでは、従来は画像を使っているケースがありましたが、画像制作はどうしてもツールの専門知識が必要で作成できる人間も限られてしまいます。ですので、テキストだけでも見栄えがするデザインを提案して、見出しやタイトルの編集は、誰でも容易に更新できるようにしました。

--デザインの要望にはどのようなアイデアを提案したのですか。

中島 「iSLE」のイメージカラーは「赤」ですから、そのイメージは強調しながら、色を使わず可能な限りシンプルなデザインにこだわりました。その時々に合わせてPRしたいキャンペーン告知などの画像が変わることを考慮し、どんなテイストの画像が入っても、それが目立つようにしました。加えて、文章だけのページがいくつか存在していましたから、文字だけでも見やすく分かりやすいページをつくるために、行間を空けたりなどの工夫も施しました。「iSLE」のサイトは、他社に比べて魅力的なコンテンツが豊富です。それを最大限生かし分かりやすく伝えたいと思っていました。

デザイン、サイト構造、更新の容易さなどすべてに満足

--約3か月間の制作期間を経て、スケジュール通りにリニューアル、公開されました。プロジェクトを振り返ってどのような感想をお持ちですか。

下野 まずデザインですが、私の要望通りにシンプルで分かりやすい提案を頂き、大変満足しています。修正のお願いはほぼしていません。確か、提案してもらったデザインのそのままの形で公開したと記憶しています。また、メガドロップダウン方式のメニュー表示などでクリック数を減らす仕掛けも用意してもらい、「階層の浅いサイト」という私が最も望んだポイントも十分クリアされていました。

南 CMSを活用した更新は本当に便利で、文字修正などの編集作業は、マーケティング担当者でも容易に行っています。従来のように制作チームにお願いすると、1日はかかっていたことも、今では5ー10分で更新できるようになりました。

また、各ページに「お申し込み」ボタンを常設してくれたのは、非常に有難かったですね。「購入したい」とユーザーが思ったら、どのページでも直感的に迷わず購入できる仕組みを取り入れたことで、より販売に結び付くようになりました。「商品紹介サイト」から「商品を売るサイト」にますます進化したと思っています。

--リニューアルして約半年が経過しましたが、効果もすでに出始めていると聞いています。

下野 はい。ユーザーの獲得に弾みがついています。販売数はリニューアル前に比べて数倍に急伸。Webサイト経由での購入率も同じように格段にアップしています。サービスもリニューアルし価格も下げたので、Webサイトの刷新だけが理由ではないとは思いますが、セールスマン(Webサイト)の進化が、間違いなく販売数の増加に貢献してくれていると感じています。

--本日はありがとうございました。

導入企業に関して
お客様の視点での現状分析から、多様なニーズに合わせて、CMSの導入を支援

導入を行ったのは株式会社ロフトワーク。CMSの導入において日本でトップクラスの実績を持つ制作代理店です。

ロフトワークの特徴はあらゆる業界、あらゆる規模のWebサイトにおいて、数多くのCMS構築を手がけている事。そして幅広いCMS製品に対応可能な数少ない制作会社です。

常にお客様の視点で現状を分析し、多様なニーズや要件に合わせて、CMSの選定も含め最適な全体像をデザインできる。CMSの導入を成功させるには、ロフトワークのようなパートナーに巡り会うことが重要かもしれません。

導入製品情報

WebRelease 2

WebRelease 2

株式会社フレームワークスソフトウェア
国内導入実績200社超のパッケージCMS
プログラミング不要のパッケージソフトの為、コストパフォーマンスが高く導入も容易。HTMLベースのテンプレートにより、ウェブクリエイターがプログラマーの手助け無しにサイトを構築できる。デザインの制約も一切無く、XMLやPHPの生成、Flashとの連携やRSS自動生成など、幅広い応用が可能。シンプルなユーザーインターフェイスで、専門知識が無くても誰もがコンテンツの更新・公開ができる。

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