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慶應義塾大学
http://www.gakuji.keio.ac.jp/index.html
創立後152年という長い歴史を持ち、その間に政界・財界問わず多くの有力者を輩出し続けている慶應義塾大学。文系、理系あわせて10学部、6のキャンパスで約3万人の塾生が学んでいます。日本屈指の有力大学は、各学部やキャンパス別などの区分で、複数のWebサイトを構築・運用していますが、そのなかで2010年10月に塾生向けWebサイトを刷新しました。
リニューアルの主な目的は、容易にコンテンツを更新できる仕組みと、日本語に加えて英語での表示に対応することでした。これまでの更新作業は、学生部のスタッフが他業務と兼務していた状況で、更新にかける手間を極力軽減させる必要がありました。「刷新前のWebサイトの管理ツールは、非常に操作しにくく、かなりの負担でした」と慶應義塾大学の担当者は語っています。
もう一点重要になったのが、外国語対応です。慶應義塾大学内でも国際化は進み、今では日本人以外の学生も多数学んでいます。そのなかで、他国の学生にも良質な情報を頻繁に提供する責任があると考え、まずは英語での表記が必要でした。将来的には、英語だけでなく、それ以外の言語を複数サポートする仕組みも慶應義塾大学は望んでいました。
CMSを活用した容易な更新の仕組みと、多言語対応――。それに応えられる制作会社を慶應義塾大学の担当者は検討しました。複数の制作会社をピックアップしたなか、1社を選ぶ決め手となったのは、多言語サイトの構築実績でした。「当大学が目指していた多言語サイトを多く制作し、そのなかでも好感を持てるサイトを複数構築していた制作会社を選びました」(担当者)。
2009年10月下旬にプロジェクトが本格的にスタートし、約2か月間で要件定義と仕様を策定。容易な更新作業には必須と言えるCMSには、「WebRelease2」を選択しました。
本サイト構築では、運用負荷低減のために、Webサイトの構造設計をとくに重要視。キャンパスごとや学部ごと、慶應義塾大学本体の基幹サイトなど、他のWebサイトの情報を移植して表示しているコンテンツも多数あり、可能な限り人の手を介さずに情報を集約できる構造にこだわっています。
すべてのコンテンツを一から整理して、どのサイトからの情報をどの場所に掲載するかを考え、1つのコンテンツを更新すれば、そのほかのサイトは自動で更新できるような仕組みが整えられるのもWebRelease2の強みです。また、更新作業に手間がかかる画像は、極力使わない点も運用負荷を下げるための工夫です。
日本語と英語を効率良く更新する仕組みも今回のプロジェクトのユニークな点です。CMSで複数言語を管理する方法としては、日本語を更新してから、そのコンテンツをコピーして英語に変換する方法、日本語と英語を同時に更新する方法などがあります。今回は、運営に最適な複数の方法を吟味し、最終決定する前に、一度試験的に利用し、本当に最適なプランかを検証する工程を取り入れました。
サイトのデザインでは、塾生サイト独自のデザインにするか、それとも基幹サイトなど他サイトとトーンを合わせるかを最初に決め、統一性があるデザインを選定。そのことで、デザインの最終決定に対する時間と手間を軽減させています。また、日本語と英語では、同じ意味を持つ言葉でも、文字数が変わってくる点を考慮し、日本語と英語のどちらで掲載しても、デザインが崩れないようにレイアウトやフォント選びに細心の注意を払っています。
これらの工程を経て、公開された慶應義塾大学 塾生ホームページ。担当者はリニューアル後の成果についてこう答えています。「更新することでページレイアウトの崩れや、リンク切れが発生することが過去にはありましたが、それが一切なくなり、更新作業も非常に効率化できています」。
リニューアル後のWebサイトは、キャンパスサイトや学部サイトを担当しているスタッフにも好評で、塾生ホームページの刷新を機に、他サイトでもリニューアルを求める機運が高まっています。
導入を行ったのは株式会社ロフトワーク。CMSの導入において日本でトップクラスの実績を持つ制作代理店です。
ロフトワークの特徴はあらゆる業界、あらゆる規模のWebサイトにおいて、数多くのCMS構築を手がけている事。そして幅広いCMS製品に対応可能な数少ない制作会社です。
常にお客様の視点で現状を分析し、多様なニーズや要件に合わせて、CMSの選定も含め最適な全体像をデザインできる。CMSの導入を成功させるには、ロフトワークのようなパートナーに巡り会うことが重要かもしれません。
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